神戸大学校友会デトロイト支部からのご報告

日時:2024年2月18日(日)
場所:Mitchell’s Fish Market, Livonia, Michigan

 立春の日を過ぎて二週間経ち、日に日に日照時間が長くなってきていることが感じられる中、新年会を兼ねた同窓会を開催しました。校友会本部から年始に届けられていたOutline 2023を使って、近年再編を経た学部・大学院の現況、予算、学生数、教職員数、学生出身都道府県、理・工・農学部生の高い大学院への進学状況、留学生受入れおよび派遣状況、Naming rights、世界大学ランキングなどを概観しました。
 中でも三団体の実施する世界ランキングで母校が、国内で”Second Ten”であることにも満足できませんが、世界で500位から800位という現実にはショックを隠せない卒業生も少なくありません。
 今回、Covidの最中(2022年)に赴任されていた弘中氏から、ご本人の神戸大学入学は小学校時代からの目標であったこと、イタリア、ドイツ、アメリカ(CAとMI)と三カ国での在住経験をもって、Michiganが最も住心地のよい土地であるとのことをお聞きし、初対面の参加者全員の自己紹介を経て、神戸大学コミュニティネットワーク(KU-Net)の周知と、創立120周年記念募金寄付、広報誌「風」に紹介された和牛の霜降り肉が、1989年のGATTウルグアイ・ラウンドで決定された牛肉輸入自由化をきっかけとする国産牛肉高級化政策であったことと、30年を超えるその「製造」が現在直面する遺伝子の問題などを話しました。
 次回は、昨年一度開いた一橋大学との合同食事会を4月中旬に開く予定です。
 卒業生・現役生・留学生を問わず、Detroitを訪問される機会がありましたら、大歓迎いたしますので、学友会を通してぜひご連絡ください。

参加者:
牛飼 均(2010(海洋政策科学(海事科学))
宮脇 佑輔(2010工)
Hamed Torjani (2003工・院)
弘中 研(1995経済)
瀬川 恵(1993国際人間科学(教育))
山田 守(1982経営)

(山田記)