





生体膜は情報伝達、エネルギー変換など生命に重要な機能を司ります。しかし、多くの分子からなる動的な超分子構造であるため、解析が困難であり充分 には理解されていません。国際研究拠点形成事業「生体膜の分子機構を理解し活用するための国際研究拠点形成」は、 「パターン化人工生体膜」など神戸大学の持つ独自技術をもとに海外機関(カリフォルニア大学サンディエゴ校(米国)、ジーゲン大学(ドイツ)、リーズ 大学(英国))との連携を深化、発展させることで国際研究ネットワークを構築します。そして、生体膜の基礎科学だけでなく医療・地球温暖化・食糧供給 などグローバルで重要な課題に貢献する新しい技術体系を開発します。