募集について

領域海外渡航支援への申請を募集

コロナ禍で延期していましたが、開始いたします。
詳しくはこちらを御覧ください。

ニュースレター第7号を発行しました。

領域イベントや研究成果等についてまとめたニュースレター第7号を発行しました。

領域代表あいさつ

光学と,それによって生み出される多様なイメージング法は,自然科学の発展に必要不可欠な役割を果たしてきました。しかし,現在の光学を以てしても解明・克服できない重要な課題が,光の直進性を乱す散乱・揺らぎと呼ばれる現象です。本領域では,ミクロな細胞レベルからマクロな天体観察までの10桁に渡るマルチスケールの散乱・揺らぎ場を包括的に理解するために,その方法論を体系化するとともに,散乱・揺らぎで乱された情報を復元する透視の科学として「散乱透視学」を創成するものです。
今回の領域では生命科学,情報通信工学,天文学の3つの応用分野を対象としていますが、マルチスケールに適用可能なため,3次元ナノ材料開発などの物理工学,異常細胞検出や非接触型体調管理などの医科学,インフラ欠陥検査などの保全工学など多岐にわたり,これらの領域で学術変革につながるものと期待しています。
学術領域「散乱透視学」を創成し,異分野融合の促進,国際的イニシアティブの推進,若手人材育成に尽力し,科学技術の発展に貢献しますので,何卒,ご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。

領域代表 的場 修(神戸大学)