HSCN - ひょうごサイエンス・クロスオーバーネット

クロスネットは、誰もが科学や科学者を身近な存在として感じ、科学の成果や知識を楽しんでいただける新しいコミュニケーションの場です。

サイエンスカフェはりま

クロスネットによる参画機関の紹介

 

サイエンスカフェはりま

 「サイエンスカフェはりま」は、専門家と市民が、科学について気軽に語りあうサイエンスカフェを開催するボランティア団体。科学が一部の科学者だけのものではなく、市民の文化の1つとして定着することを願って、2008年に兵庫県播磨地域で活動を始めました。

その年の9月に開かれた最初のサイエンスカフェのテーマは「からだを守る白血球の七変化」。2カ月後の2回目のテーマは、ガラリと変わって「ブラックホールを見る!」でした。阪神・淡路大震災の発生から14年目を迎えた2009年1月の第3回は「六甲山の成り立ちと地震」と題して地震発生のメカニズムを取り上げました。

日本人のノーベル物理学賞受賞ラッシュを受けて「素粒子物理」を取り上げたのに続いて、第5回は築城400年の節目を迎えた地元・姫路城の自然にスポットをあてました。2010年1月の第6回は「シルクロードの薬をたずねて」をテーマに、日本に伝わる薬のルーツをたどりました。

テーマには、健康に関連する身近な話題やタイムリーな話題が選ばれていることもあり、毎回、活発なクロストークが展開されています。会場は主に姫路市内のカフェですが、時にはアルコールのあるパブで開催したことも。姫路城をテーマにしたときは屋外に飛び出し、実際に城の周辺を歩きながら、普段見過ごしてしまいそうな植物や生き物などを観察しました。肩の力を抜いた、敷居の低さが身上です。

 

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