HSCN - ひょうごサイエンス・クロスオーバーネット

クロスネットは、誰もが科学や科学者を身近な存在として感じ、科学の成果や知識を楽しんでいただける新しいコミュニケーションの場です。

人と自然の博物館

クロスネットによる参画機関の紹介

 

兵庫県立人と自然の博物館

1992(平成4)年、兵庫県三田市に開設された県立人と自然の博物館は「人と自然の共生」をテーマにした博物館です。愛称「ひとはく」。人間と自然との関わりや共生の在り方を、収蔵された100万点以上の資料から考えさせてくれます。

研究員の学術交流なども行っており、2006(平成18)年8月に丹波市山南町の篠山層下部層から発見された「丹波竜」の調査発掘にも携わっています。1億4千年前から1億2千万年前のものとみられる国内最大級の恐竜の化石は、すっかり町おこしのシンボルとして親しまれています。「丹波竜」の貴重な発見の成果は、これまでも企画展として公開されています。

常設展示場は1階から3階。「兵庫の自然誌」「人と自然」「新しい文化」「生物の世界」「地球、生命と大地」という5つのテーマにわけて展示しています。1階の「地球・生命と大地のコーナー」では、世界に10体ほどしかないというアメリカマストドンの骨格標本を展示。世界最大の花「ラフレシア」の世界でただひとつの実物標本も展示されています。

子どもたちにも興味を持ってもらえるように、研究員やスタッフによるなセミナーやイベントを頻繁(ひんぱん)に開催しています。

 

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