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   2012年度 第63回年会

更新日:2012年11月27日

本年度の年会は10月5日(金)~7日(日)に旭川市大雪クリスタルホール国際会議場で開催された。参加者は非会員・市民を加え85名であった。1日目は午後1時15分から一般講演が始まり、活発な質疑応答が行われた。午後4時からは3つの分科会が開かれた。技術講座では研究をさらに一歩進めるための新技術が紹介され、参加者の興味を引いていた。また、シニア研究者(ハワイ大学名誉教授 柳町隆造博士)の講演はメッセージ性に富む内容で、若手研究者のみならず多くの参加者が熱心に聞き入っていた。2日目の午前は一般講演に引き続きポスター発表があり、活発な情報交換が行われていた。また、論文賞(Chromosome Science賞)の授賞式も行われ、池内理事長から3件の受賞論文の著者に賞状が授与された。3日目の午前に公開シンポジウムと公開講演会、午後からは市民公開講座が開催された。いずれにおいても興味深い研究成果が報告され、多くの意見が交わされた。また、1日目の分科会と2日目・3日目の昼休みに染色体アーカイブスとして上映した科学映画も好評であった。会場ロビーでは昨年に引き続き、学会特製のカレンダーの予約・販売も行われた。


2012年度 年会準備委員会
<準備委員>
   
立野裕幸   (旭川医科大学医学部、委員長)
    日下部博一  (旭川医科大学医学部)
    日野敏昭   (旭川医科大学医学部)
    黒岩麻里   (北海道大学大学院理学研究院)
    西田千鶴子  (北海道大学大学院理学研究院)
    佐原 健   (岩手大学農学部)
    久保田宗一郎 (東邦大学理学部、財団法人染色体学会 年会担当理事)
<相談役>
   
池内達郎   (財団法人染色体学会 理事長)
   阿部周一   (岩手大学三陸復興推進機構、財団法人染色体学会 常務理事)


公開シンポジウム


日時: 2012年10月7日(日)9時15分~11時15分

場所: 旭川市大雪クリスタルホール 大会議室

「生物多様性の保全と染色体研究」

オーガナイザー:佐原 健 (岩手大学農学部)、日下部博一(旭川医科大学)

1. 「性的対立が引き起こした種分化:サッポロフキバッタにおける行動レベルの生殖隔離と核型変異」  
秋元信一(北海道大学大学院 農学研究院)

2.「淡水棲プラナリアの分子系統(18S rRNA)と核型」          
吉田 渉(弘前大学 農学生命科学部)

3.「ミトコンドリアゲノミクスによるコイ目魚類の系統と歴史」
斉藤憲治(水産総合研究センター 中央水産研究所)

4.「日本産野生哺乳類の染色体進化と分子進化の接点 地域変異・個体変異」
岩佐真宏(日本大学 生物資源科学部)


 
 

市民公開講座

 「健康と環境のバイオマーカー -細胞と染色体の傷が意味するもの-」


オーガナイザー:池内達郎(染色体学会理事長)、立野裕幸(旭川医科大学)

1.「白血病など血液のガンと染色体異常」
岡田美智子(東京女子医科大学) 

2.「化学物質の安全性評価:遺伝毒性としての染色体異常試験」        
山影康次(財団法人 食品薬品安全センター秦野研究所) 
 
3.「遺伝毒性は必ずしも発癌性の必要条件でも十分条件でもない」
  佐々木 有(八戸工業高等専門学校・姫路獨協大学) 

4.「自動車排ガスや黄砂などの大気汚染物質とマウス精子形成・精子性状の悪化」
吉田成一(大分県立看護科学大学)

5.「放射線や化学物質によって生じる卵子と精子の傷害と次世代への影響」
立野裕幸(旭川医科大学)


 
 エクスカーション&懇親会

6日(土)の午後2時からはエクスカーションとして旭山動物園を見学した。年会の事前参加申込者67名中、エクスカーション参加者は年会スタッフを除いて52名という人気ぶりであった。満員となった貸切りバスが年会会場を出発する時はあいにくの雨であったが、動物園へ到着した時には雨も上がり、参加者を大いに喜ばせた。お子さん連れの参加者もいらっしゃったので、主催者側としても天の計らいに感謝した。評判の旭山動物園を実際に見学し、動物の近さを直に感じていただけたようである。植物を研究されている方は園内の所々に展示されている北海道の植物にも興味を引かれた様子であった。動物園には3時間ほど滞在し、午後5時過ぎに懇親会会場の大雪地ビール館へ向かった。懇親会は午後6時開始予定であったが、30分前には大勢の方が集まっており会場の準備も出来上がっていたこともあって10分ほど早めの開宴となった。招待講演者の方にも参加していただき、参加者はおよそ60名であった。年会長の歓迎の辞の後、池内理事長のご挨拶、第64回年会年会長の岩坪先生から次年度の富山大会の案内があり、和やかな雰囲気の中、食事と地ビールを楽しみながら最近の研究の進捗状況などについて語り合った。最後に、福井理事からお言葉をいただき、宴たけなわではあったが、午後8時過ぎに閉会した。

   
 


一般講演:16件
ポスター発表:9件
分科会:3件
エクスカーション:旭山動物園
昼休み企画:2件(「染色体アーカイブス:映像でみる研究の歴史」として2本を上映)
  「染色体にかかれたネズミの歴史(34分)」
  「ヒトの染色体(25分)」