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   2011年度 第62回年会

更新日:2012年1月31日

  本年度の年会は11月11日(金)、12日(土)は神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで開催し、11月13日(日)は平塚市中央公民館に場所を移して開催した。

ひらつかキャンパスは最寄りの駅から距離があるため心配したが、大きな混乱はなかった。1日目は午後1時からの一般講演からはじまり、午後6時からの分科会では、夜遅くまで若い会員がシニア研究者の講演を熱心に聞き入っている様子が見られた。12日(土)午後の公開シンポジウムには神奈川大学の教員・学生を含め、多数の非会員の参加者が加わり盛況なシンポジウムとなった。13日(日)は午前と午後に公開シンポジウムと市民公開講座を開催したが、それぞれの講演後には一般市民や高校生からiPS細胞や放射線に関する多くの質問が寄せられ、有意義な質疑応答が行われた。
参加者数は189人であった。学会特製のチャリティーカレンダーも数多く販売され盛況のうち終了した。


2011年度年会準備委員会
 準備委員
 安積良隆(神奈川大学・理学部)(委員長)
 内山 寛(日本大学・生物資源科学部)
 小野教夫(理化学研究所・基幹研究所)
 菊池真司(千葉大学大学院・園芸学研究科)
 金城康人(都立産業技術研究センター・バイオ応用技術グループ)
 久保田 宗一郎(東邦大学・理学部)
 木庭卓人(千葉大学大学院・園芸学研究科)
 田辺秀之(総合研究大学院大学・先導科学研究科)
 向井康比己(大阪教育大学・教養学科)

 相談役
 池内達郎(財団法人染色体学会・理事長)
 福井希一(大阪大学大学院・工学研究科)
 (50音順)


 公開シンポジウム1

「染色体構造-形態と分子との対話-」

日時: 2011年11月12日(土) 午後2時00分~5時30分
場所: 神奈川大学湘南ひらつかキャンパス 11号館サーカムホール

オーガナイザー:
小野教夫(理化学研究所 基幹研究所)
金城康人(都立産業技術研究センター バイオ応用技術グループ)

ご挨拶
  小野教夫、金城康人

1.核型進化が語るもの-マイクロ染色体とゲノム構造の区画化-
  松田洋一 (名古屋大学大学院 生命農学研究科)

2.Ki67抗原は分裂期染色体の表層で何をしているのか
  高木昌俊(理化学研究所 基幹研究所)

3.高次クロマチン構造の形成と維持の分子機構
  中山潤一 (理化学研究所 発生・再生科学研究センター)

4.形態学から見た染色体の高次構造
  -走査電子顕微鏡と走査プローブ顕微鏡によるアプローチから染色体構造-
  牛木辰男(新潟大学 医学部)

5.ゲノム収納の原理と染色体構造
  大山隆(早稲田大学 教育・総合科学学術院)

6.Hdac8欠損型コヒーシン病に見られるコヒーシン代謝異常
  -コヒーシンアセチル化制御とその意義-
  白髭克彦(東京大学 分子細胞生物学研究所)



 公開シンポジウム2

「iPS細胞がもたらす未来:染色体・体細胞リプログラミング技術の新展開」

日時: 2011年11月13日(日) 午前9時30分~13時00分
場所: 平塚市中央公民館 小ホール(JR平塚駅西口 徒歩10分)

オーガナイザー:
多田政子(鳥取大学 染色体工学研究センター)
田辺秀之(総合研究大学院大学 先導科学研究科)

ご挨拶
  多田政子、田辺秀之

1.ヒトiPS細胞と産業応用を目指した染色体加工
  多田政子(鳥取大学 染色体工学研究センター)

2.ヒトiPS細胞と再生医療
  梅澤明弘(国立成育医療センター 生殖医療研究部)

3.霊長類iPS細胞株樹立と染色体安定性
  佐々木えりか(実験動物中央研究所 応用発生学研究部)

4.センダイウイルスを用いた染色体を傷つけない安全なiPS細胞の作製
  房木ノエミ(ディナベック株式会社 細胞治療・再生医療ユニット)

5.ヒト人工染色体を用いた安全な治療用iPS細胞の作製を目指して
  押村光雄(鳥取大学大学院 医学系研究科)

 
 市民公開講座
 
「放射線を正しく怖がろう」

日時: 2011年11月13日(日) 午後2時00分~5時00分 
場所: 平塚市中央公民館 小ホール(JR平塚駅西口徒歩10分)

オーガナイザー:
池内達郎(染色体学会 理事長)
金城康人(都立産業技術研究センター バイオ応用技術グループ)

開会のご挨拶
  中島 三千男(神奈川大学 学長)

講演

1.原爆被爆者の染色体異常 
  児玉喜明(放射線影響研究所 遺伝学部)

2.放射線と染色体異常、線量評価の観点から 
  吉田光明(弘前大学大学院 保健学研究科)

3.被ばく事故調査における染色体分析
  数藤由美子(放射線医学総合研究所 緊急被ばく医療研究センター)

4. 放射線の人体影響、線量と被ばく時年齢について考える
  島田義也(放射線医学総合研究所 発達期被ばく影響研究グループ)

5. 福島原子力発電所事故後の環境放射線量と健康影響 
  田中公夫(環境科学技術研究所 生物影響研究部

 
 懇親会

懇親会は12日(土)の公開シンポジウムが終了した後、午後6時より神奈川大学湘南ひらつかキャンパス厚生棟の第2食堂で開催した。公開シンポジウムの招待講演者の方にもご参加頂き、参加者はおよそ80人であった。年会長の歓迎の辞、池内理事長のお言葉、第63回年会年会長立野先生より次年度の年会の案内、ジャズサークルの演奏などがあり、食事をしながら最近の研究の進展や震災後の近況などを確かめ合った。話はつきず、名残を惜しみながらとなったが、本会場での懇親会は午後8時過ぎに閉会した。

 

一般講演: 23件
ポスター発表: 12件
分科会: 4件